HONEY LIQUOR ROOM

• 04/20/07:15

今日ですね、仕事が全部終わったのが午前中だったんで、
ひっさびさに地獄のファイルを開いたですよ。
シリアス桜宮です。
読み返さず、頭の中で反芻して、
「いや、ちょっと待てよ」
と、脳内がストップかけましたよ。
展開が！おかしい！何か無理がある！
色々考えた結果、途中から全部書き直す事になってしまってだね。
表紙絵を描いて下さる絵師様にも、
遅くなる～！！って連絡して。
凄くお優しい方だから、それでも表紙を描いて下さるそうで、
ほっと胸を撫で下ろしたんだけどもね。

昨日も書いたけど、本当にシリアスで。
結末がシリアス、とかじゃなくて、
全然気が休まる部分が無いって言う感じのシリアス。

思ったんですよ、私、萌えを文字にしてるんじゃないんだろうなって。
萌えようが萌えなかろうが、ただただ頭に浮かんだ光景を、
小説として形にしているだけであって、
そこに萌えは存在しなくてもいい。
小説として、物語として形になっていれば満足。
はいこれ、誰得なんですかね。
得する人、誰か手を上げて下さい（こそっと手を挙げる自分）。

二次創作で、「萌え」がない小説ってのは、どうなんでしょうかね。
萌え＝エロではなく、シチュエーション萌えとかも含めて、
なーんも萌えがないただの「物語」って、
どうなんだろう。読みたい人いるのかな。

まぁ、自分が書きたい物を書くっていうのが前提だから、
スタンスを変えるつもりはないし、
恐らく変える事も出来ない（無能）んだけど。
より多くの人に読んでもらおうと思うのなら、
マジョリティに倣う必要はあるのかもしれないって、
ふと思った。
ほら、０７２１の日の高宮の閲覧が多くて嬉しいって書いたけど、
あれだって０７２１プレイっていう萌えが存在するわけで。
やっぱり、確固たる萌えが存在するのとしないのとでは、
読み手の楽しみって違うのかも知れないな。

そんな事をぽつぽつ考えながら、
大半を改稿せざるを得ないファイルを恐る恐る、
開くのでした......。

• 07/31/22:43
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