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同人小説サイト「HONEY LIQUOR」(更新停滞中)管理人による徒然日記ブログ。オンライン・オフライン告知などなども。 *同人活動にご興味のない方、嫌悪感を抱く方はお読みにならないで下さい。
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  • 04/27/10:06

01.18.16:45

本当はいい子、ってなんだ

どのカテゴリーに属するものなんだろうかと悩んで、結果的には雑記にしてしまったのだけれど。
「どうでもいいこと」だと思って「雑記」にしたわけではないのです。
同人活動をしていて得たものって、 何だろうって考えてました。




大きなものとしては、オフ活動での作品に対する考え方が変わりました。
販売ではなく「頒布」だとはいえ、人様にお金を頂いてお渡しするものだから、ああ読んでよかったとか、完売しなくてよかったとか、次も読みたいって思ってもられる品質の作品に仕上げていく力。
もちろん、完璧ではないしまだまだ勉強しないといけないことは沢山あるけれど、何も考えずにWEBにアップロードしていた頃に比べればだいぶマシになったと思っています。
だからこそ、文章を紡ぐ力だって少しは向上したと思いたいし、きっと向上してるさうん(誰か助けてひとりで辛い)。

もうひとつの大きなものとして、仲間や友達を得ました。
イベントじゃなくても、時間を作って酒を飲みに行く友人、東京に来れば必ず会ってくれる方、イベントがあれば挨拶をしてくださる方、Twitterでしか交流がないけれど良くしてくださる方。
全てが仲間であり友達なのだろうと思います。

でもね、最近色々なことを考えるキッカケが幾つも重なってしまって。

学校の友人ならね、生活環境が似通ってるから時間も合わせやすい。
高校以上になれば、受験という名の振り分け制度によって、それこそ色々と
近いな」って思える人と出会える。
自分の将来について考え始めれば、同じ将来を目指す人に出会うかもしれない。
会社では、同じ目標に向かって走る人たちに出会えるでしょ。

同人って、違うんだよね。

中学生もいるし、大学生もいる。
フリーターもいれば社会人、専業主婦もいる。
生活の背景がバラバラな人が同じ趣味の世界に生きてる。
それはとても幸せなことだと思っています。

だけどね、生活環境が違うってことはお金の使い道だって違う、趣味に使える時間が違うわけだからひとつの作品にかけられる時間が違う、ひとり暮らしと家族同居では自由時間が違う、簡単な言葉で言ってしまえば「価値観」に集約されるのだろうけれど。
(私はあんまりこの言葉は好きじゃないんですけどね)

それでも仲良くしていけるのはどうしてか。

「信頼」があるからじゃないかなと。

Twitterでいつも悩みを聞いてくれる人には、少しずつ自分本来の姿を見せていける。
イベントで丁寧な挨拶をしに来てくださる人には、もっとお話ししてみたいなって思う。
オフで遊びに行く人とは目と目を合わせて嘘のない対話ができる。
嘘のない目を見れば自然に「信頼」が増えていく。
まあそんな簡単なことじゃないんだよね、実際は。
上に書いたようなことを幾度も繰り返して、ペラ紙1枚程度の信頼を幾重にも重ねていって、そして「この人いい人だな、掛け替えのない友達だな」っていうところまで行き着くわけです。
その作業は多分ね、凄く大変だし時間がかかる。

だって元々は全然知らない人だよ?詐欺師かもしれないよ?女だと思ったら男かもしれないよ?実は裏切ろうとしてるかもしれないよ?分かんないじゃんね。

そうやって積み上げた「信頼」

崩れるのはあっという間か、というと、まあそういうわけでもない。
「あ、何か裏切られた気分」って思ったとしても私の中の修復機構が「いや、でもあの子いい子だから偶然こうなっただけだよね」って信頼は微々たる欠けだけで済んでしまう。
また同じようなことがあれば「あれこの前もあったよね。うーん」今度は少し多めに欠けてしまう。
それでも「いやあ、でもあの子はいい子だから」。

「あの子本当はいい子だから」

良く聞くんだよね、この言葉。
でもその言葉、その子を表すのに何回使った?誰かにその子を説明するのに、何回言った?
本当はいい子、でも何をされた?何度された?何度なら我慢できる?
自分が考えるその子の「いい子度」が底をついた時、信頼はゼロになる。

残念ながら、多分、間違いなく、その信頼は戻らない。

私はクズだから、「あの子本当はいい子なんだけどね」って思った時点で「距離を置こう」って思います。そうしています。
「本当はいい子」だけどそれを裏返す出来事があったのだから、もう一度信頼を取り戻してもらおうなんて思わない。
その代わり、滅多なことで人との関係を断たない。
周囲が総ブロックしても私はしない。
離れるだけでいいと思ってる。

でもさぁ、正直めんどくさいんだよ、そういうの。
環境の違いを受け入れて相手を許容して自分を許容してもらって、知り合い
友達になって、必ず声をかけるいつメンになって、っていうのがまず面倒くさい。
たとえそれをしたとしても、その後信頼を失う過程も面倒くさい。

だから、同人活動で出会った方とは近づき過ぎないように心掛けています。
みんなもそうしなよってことじゃないんですよ。
創作の相方がいる方もいらっしゃるでしょ、絶対に仲違いするだなんて思わなくていいんですよ。
でも、私はね、周囲よりも少し長く生きてきて、人との距離の取り方っていうのは重要だなって思ってるので。
今、同人関連で「相方」のような方がいないのは私のバリアのせいかもしれないですね。
裏切られるのが面倒くさい、失うのも面倒くさい。
だってさ、誰かと仲違いするとその周囲まで巻き込むでしょ?
周囲が気づくでしょ?不穏な空気を感じ取るでしょ?
いやなんだよ、そういうの。

この数年で、距離を詰めて仲良くなりたいなって思えた方が数人。
自分の言動に責任を持てる方、時間を守ることができる方、挨拶ができる方、相手を思って言葉をかけられる方、意見を押し付けず話が聞ける方、ご自分を大切にできる方。
私自身こういったことができるわけじゃないから余計に、その方たちの近くにいて影響を受けたいし、学びたい。
自分もこんな風になりたい。
多分ね、それって「尊敬」できる人ってことなんだ。

私の周りで起きているあれこれに言及するつもりはないんだけどね。
ただ単に謝る前に、考えよう。
自分の何が悪かったのか。どうするべきだったのか。これからはどうしていくのか。

だってさ、同人活動を続けるにあたってイベントだとかで絶対に顔合わせる機会ってあるじゃん?
そういうときに気まずい思いしたくないでしょ?
謝れば全部済まされるわけじゃないんだ残念だけど。
失った信頼は戻ってこないことが大半だから。
でも、やるべきことはしておいたほうがいいと思うんだ。
何が悪いのかわからなかったら訊いたほうがいい。
「え、そんなこと?」なのかもしれないけど相手は「重大なこと」って考えてるかもしれないよ。
人の心は覗けないんだから、訊かないと。
この関係は崩れてしまうかもしれないけれど、今後また同じような悲しい思いをしないためにも。

と、年齢拒否される年齢のババアのぼやきでした。
長々とすみません。
反論は受け付けますが面倒くさいので適当に答えます。
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